本文へジャンプする

佐賀県医療センター好生館

文字サイズ:
小さく
標準
大きく

TEL:0952-24-2171 
FAX:0952-29-9390

〒840-8571 佐賀市嘉瀬町大字中原 400

交通アクセス

English

トップページ > 診療部門のご紹介 > 診療センター > 脳卒中センター > くも膜下出血 > 脳血管攣縮と水頭症

くも膜下出血

脳血管攣縮(れんしゅく)と水頭症

脳血管攣縮

クモ膜下出血発症後、4日から14日後に脳血管攣縮がおこります。これは、クモ膜下出血により血液にさらされた脳血管が一時的に細くなる現象のことで、クモ膜下出血の30~70%に起こり、無症状のこともあれば、大きな脳梗塞を引き起こし(15~20% )、死亡と予後不良に大きく関与します。
50-60年前から指摘され、研究がなされていますが、医学の進歩を持ってしても決定的な病態解明と根治的予防、治療手段は得られておらず、非常に頭を悩ませる病態です。
 
脳卒中ガイドライン2009では、以下の治療の有効性が記載されています。

  1. 脳槽ドレナージ留置による脳槽内血腫の早期除去(グレード B)
  2. ファスジル、オザグレルナトリウムの全身静脈投与(グレード C)
  3. triple H療法、hyperdynamic療法による全身管理(グレード C1)
  4. 上記治療抵抗性例に対して、脳血管内治療による選択的動注療法や経皮的血管形成術(PTA)(グレード C1)

当医院では、上記治療を駆使して脳血管攣縮から患者さんを守るために戦っています。
また、脳血管攣縮がいつ起こっているか見つけ出すために、脳血管撮影、TCD(経頭蓋ドップラー、MRI(ASL),CT(purfusion)、INVOS®等の手段で早期発見に努めています。
下の例は、予防的治療にも関わらず、症状を出した脳血管攣縮に対して、脳血管内治療(カテーテル)によるバルーン形成術を行った症例です。施行前より施行後のほうが細くなっている血管の描出が良好になっていることが分かります。

 subarachnoid_hemo10.png

脳神経外科医長  溝上泰一朗

水頭症とその治療について

  水頭症は脳室という脳の部屋でつくられる髄液とよばれる液体がくも膜下出血により吸収されなくなり脳室が拡大し圧力が上がる状態です。これはくも膜下出血発生後すぐに起こるものとしばらくしてから1~2ヵ月後に起こるものとがありますが、実際にははっきりした区分ができない場合も多くあります。急性期には 脳室に細いシリコン製の管を挿入して髄液を外部に逃して圧をさげる操作がおこなわれます。またこの状態が長期に及ぶ場合には髄液に感染がないことを確認した後脳室と腹腔内を管で結ぶシャント術が行われます。この発生も早期にくも膜下出血を洗浄することによって抑えられることができると考えられています。

※くも膜下出血後の正常圧水頭症に対して右脳室腹腔短絡術施行した症例

 subarachnoid_hemo11.jpg
 

脳神経外科部長  坂田修治

診療科
診療センター
救命救急センター
脳卒中センター
外傷センター
ハートセンター
周産期母子センター
リハビリテーションセンター
がんセンター
ブレストセンター
小児がん支援センター
中央診療部門
診療支援部門
看護部門
事務部門

ご案内

外来診療受付時間:
(月~金)8:30~11:00

相談支援センター:
(月~金)8:30~17:15

ページの先頭へ戻る

個人情報の取扱いについてサイトポリシーリンク集サイトマップご意見・ご感想