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佐賀県医療センター好生館

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くも膜下出血

くも膜下出血とは(破裂脳動脈瘤)

くも膜下出血とはいわゆる「脳卒中」のひとつであり、生命を脅かし、脳に重篤な障害をもたらすことの多い病気です。く も膜下出血の原因は、ほとんどの場合、脳の動脈の分岐部にできた瘤(脳動脈)が破裂することによって生じます。脳動脈瘤の成因は明らかではありませんが、一般に動脈分岐部の壁に先天的に弱い部分があり、加齢による動脈硬化や高血圧が加わって動脈瘤が発生すると考えられています。動脈瘤の壁は非常に弱く破れやすい状態です。これが破裂するのがくも膜下出血です。
破裂を来すと重篤な状態に陥ることが多く、約15%の方が発症直後に死亡、25%の方が重篤となる病気です。
くも膜下出血の予後は出血の程度、発症時の意識状態、神経症状により左右されます。くも膜下出血の程度は主に意識レベルにより5段階に分類されています。レベルの悪い5の状態では脳の腫れがひどく手術はとても困難です。レベルの良いものでは、手術もしくは他の方法で再出血を防ぐことが第一の急務です。
くも膜下出血の再出血率は発症当日が最も高く、その後は1日1ー2%の率で経緯します。1ヵ月以内に約50%が再出血するといわれています。また再出血の予後はさらに悪化します。したがって動脈瘤の治療は来院後なるべく早期、できれば48~72時間以内に行われることがすすめられています。
再出血を防止する方法としては、開頭脳動脈瘤クリッピング術および脳動脈瘤コイル塞栓術があります。
再出血を防ぐことに成功しても、脳血管攣縮による脳梗塞や水頭症を高頻度で合併するために約2週間程度は厳重な管理が必要となります。
下は破裂左内頚動脈‐後交通動脈分岐部動脈瘤によるくも膜下出血の症例です。

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未破裂脳動脈瘤

 くも膜下出血を起こしてから脳動脈瘤の破裂が明かになるのに対して、破裂する前に見つかった動脈瘤は未破裂脳動脈瘤と呼ばれます。未破裂脳動脈瘤は、破裂しない限り大多数の例で症状がありません。最近、脳ドックや検査機器の普及によって未破裂脳動脈瘤が発見されることが多くなっています。どのような未破裂脳動脈瘤を治療の対象とするか、いまだ解決されていない問題もありますが、当館では未破裂脳動脈瘤の治療に関しては脳卒中治療ガイドラインに沿って行っています。大きさが5~7mm以上の動脈瘤で平均余命が10~15年以上ある場合が治療を検討する対象となります。未破裂脳動脈瘤の破裂予防の手術には開頭、動脈瘤クリッピング術と脳動脈瘤コイル塞栓術があります。
 脳神経外科では未破裂脳動脈瘤の治療に関してのセカンドオピニオンを受け付けています。
hemorrhage20150911.png未破裂脳動脈瘤とは? 未破裂脳動脈瘤が見つかった患者さまへ~(PDF 423KB)
 

脳神経外科 部長

坂田 修治

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