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佐賀県医療センター好生館

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くも膜下出血

直達手術

開頭クリッピング術

未破裂でみつかった脳動脈瘤やくも膜下出血を起こした破裂脳動脈瘤の再出血予防に行われる手術方法です。チタンでつくられた小さな洗濯鋏のようなクリップで 動脈瘤の頚部を閉塞させて再出血を予防します。この方法は古くから行われてきており長期の効果も実証されています。一旦クリップがかかれば、ほぼ生涯にわ たって破裂を予防でき、根治性があります。

症例)

突然の意識障害で発症した左椎骨・後下小脳動脈分岐部の嚢状動脈瘤破裂によるくも膜下出血の例で発症翌日に左後頭下開頭で動脈瘤クリッピング術を行いました。

 subarachnoid_hemo2.png

頭部CT: 後頭蓋窩を中心にくも膜下出血を認めます。

 

 subarachnoid_hemo3.png

血管撮影: 左椎骨動脈・後下小脳動脈分岐部に嚢状動脈瘤が見られます。

 

 subarachnoid_hemo4.png

手術所見と術後血管撮影: 後頭下開頭で動脈瘤クリッピング術を行いました。
術後血管撮影で動脈瘤はクリッピングされていることが分かります。

脳神経外科部長  坂田修治

コイル塞栓術

脳動脈瘤が破れ、クモ膜下出血となります。動脈瘤が再破裂しないような再出血予防の治療を行わないといけません。
コイル塞栓術は、脳血管内治療の進歩により、この20年で急速に発達してきた技術です。2002年に、欧州でランダム化試験が行われ、破裂動脈瘤に関してはコイル塞栓術が開頭術よりも治療成績が良いことが発表されています。(ISAT,Lancet 2002)偶然見つかった未破裂動脈瘤に対しても、治療の対象であれば破裂予防のため行われています。
足の付け根の血管から治療用の細い管(カテーテル)をいれ、頭の動脈瘤までさらに細いカテーテルで到達します。プラチナ製のコイルを動脈瘤の中に詰めていくと、動脈瘤の内部で血栓化がおこり、血液がはいらなくなり、破裂を防止します。

coiling1.jpg

coiling2.png

脳動脈瘤コイル塞栓術のメリット
  • 頭を切らなくても治療ができる。脳に触れることがない
  • 手術では到達がむずかしいような脳の深いところの動脈瘤に向いている
  • 開頭手術に耐えれないような高齢者等にも実施可能
  • 平均して、手術時間、入院期間が開頭術に比較し短く、術後回復が良好
脳動脈瘤コイル塞栓術のデメリット
  • 十分にコイルが詰められなかった場合は再発し、再治療が必要になる場合がある
  • 手術中に出血し、止血が困難な場合は重篤な状態になる場合がある
  • コイルが正常の血管に飛び出したり、血栓がつくと脳梗塞になる危険がある

患者さんの顔つきが違うように、脳動脈瘤も場所、形、大きさ等、それぞれ顔つきが違います。顔つきによって、それぞれ適した治療:開頭術(クリッピング術)、コイル塞栓術を選択することがよいと思われます。

脳神経外科医長   溝上泰一朗

 

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