患者さんがより安全に安心して入院前・入院中・退院後まで一貫した質の高い医療サービスを受けていただくために、本年4月に入退院支援センターを新設致しました。専任看護師を中心に各科外来・病棟、医療秘書、薬剤師、管理栄養士、MSW、事務などの多職種が連携して、以下の業務を入院前に行っています。
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入院決定した日あるいは後日に、入院前後のスケジュールや入院準備に関する事項の説明を行ない、患者さんやご家族が安心して入院準備ができるように努めています。
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入院前の患者さんの情報収集と記録を行います。また、病棟へこれらの情報提供を行うことで、患者さんの安心な療養生活、日常生活への早期回復につながるよう努めています。
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入院・手術前検査の予約と説明を行います。
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薬剤師による服用薬の確認や、薬剤アレルギー情報収集を行います。また、必要に応じて休薬の指導・管理を行います。
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栄養士が食事状況や食物アレルギーの情報収集を行い、食生活のアドバイスを行います。また、適切な入院食の選択を行います。
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医療ソーシャルワーカーが、医療費や年金、介護保険や福祉の相談へ応じたり、転院の支援を行います
※ 現在一部診療科で対応を開始し、順次拡大の予定です。
PFM(Patient Flow Management)
入院前から退院後までの患者さんの流れ(Flow)をマネジメントすることをPFMといいます。これを実施するために、予定入院患者さんの情報を、入院前に把握して問題解決を図ります。
(手術が決まった患者さんの、一般的な周術期管理事例)
