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鶴田 浩太呂

去年の3月に医師国家試験に合格し、不安な気持ちで病棟へ挨拶に行った勤務初日から1年半経とうとしていることに、時間の過ぎる速さを実感しております。あれから一年半経ち、「少しでも成長できたかな」と感じる一方、「もっと勉強しておけばよかった」と反省する事も多くあります。
特にローテート中に他の科で学んだ知識が生きた時や、夜間の当直中に、少しは成長できたかなと実感します。それ以上に反省することの方が多いですが...。

好生館の研修プログラムは、他の研修医の先生方がおっしゃるように当直であったり、各診療科の垣根が低いなど、勉強になるシステムがたくさんあります。その中でも自分が一番好生館で研修してよかったと感じるのは、多くの内科を研修して回ることができたことです。内科を志していた私としては、自分が専攻しない科を経験することはコンサルトをお願いする身として、現場のイメージが沸き、一生の経験になりました。その分一ヶ月ずつしか研修できない科も多いですが、学生実習と国試勉強だけでは学べない事も多く経験できました。多くの内科を回ることで多くの先生にご指導いただき、学会発表も多く経験させていただきました。

研修医としての2年間は、これからの医師人生と比べればほんの一瞬ですが、この2年間は医師としての取り組み方の土台になるのかなと思います。そういった意味でこの2年間、先生方、患者様、そして好生館という病院に育てていただいたと本当に感じています。

今後、医師として何らかの形で還元できればと思います。本当にお世話になりました。

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