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原 優実

 基幹型研修医2年目の原 優実と申します。
 好生館の病院としての特色に関しては他の先生方のわかりやすい説明があるので、私からは好生館での研修生活について、以下の4つを皆さんと共有できればと思います。

① 研修医医局
 好生館では、初期臨床研修医だけの医局が存在します。自分のデスクに自分専用の電子カルテ端末が設備されており、カルテ業務や調べ物などに集中しやすい環境が整っています。研修医同士でわからないことなど相談しやすいあたたかい雰囲気であり、志の高い先輩・同期・後輩の姿には2年間常に刺激を受けてきました。イベント事を皆で楽しんだり、時に愚痴などをこぼし合いながら夜遅くまでカルテに向かった時間も、今となっては素敵な思い出です。
② 研修医宿舎
 家賃が安いのにとても綺麗で、生活するのに申し分ないくらいの広さがあります。医局まで徒歩30秒、病棟まで徒歩2分(※科によってばらつきあり)と立地条件は最高であり、朝起きるのが少し苦手な人にもおすすめです。また院内にコンビニや職員食堂があるため、どんなに疲れていても食事に困ることはありません。病院敷地内ではありますが、個人的にon-offはつきやすい空間であるように感じます。
③ 研修医勉強会
 月2,3回開催され、教育センターの藤田先生を始め、各診療科の先生方からありがたいレクチャーを受けることができます。時には実習形式の講義で手技を身につける場も提供されます。また、研修医同士の発表の機会もあり、各々の学んだことや興味がある分野について皆で共有でき、発表経験を積むといった意味でも有意義な場となっています。
④ 研修医飲み
 月1回の研修医飲み会も存在します。今年度は計33名と初期臨床研修医の数は比較的多く、出身大学はさまざまですが、医局の存在もあり、他病院と比べて研修医同士の距離は近いように感じられます。特にこの飲み会で普段の仕事では話せないようなことを話したり、学年問わず仲良くなれる環境は充実していると思います。(残念ながら2020年度はコロナ禍で開催できず...。落ち着き次第再び開催されるとよいですね!)

 当直でのwalk in外来、病棟のon call対応など、決して楽な日々ばかりではありませんが、研修医はもちろん、各科の先生方、医療スタッフの方々、病院職員の方々のあたたかい支えの中、彩りのある毎日を過ごしています。私がもう一度研修生活を送るとしても、研修先として迷わず好生館を選ぶでしょう。
 今、研修先を迷っている方の背中を少しでも押すことができれば幸いです。
 長文・乱文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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