理念と方針
役員のご挨拶
理事長
樗木 等(おおてき ひとし)
人がたからです
新年のお慶びを申し上げます。平素より好生館をご指導・ご支援いただき感謝申し上げます。1月の節気は小寒、大寒で冬の寒さひとしおの時期です。皆様、体調管理にはくれぐれもご注意くださるようお願いします。 2025年度の医師臨床研修マッチングが決定し、好生館プログラムは12人すべて充足し、佐賀大学たすきがけプログラムは1年目6人、2年目1人で、例年同様の結果でした。好生館に対する評価と期待が表れたものと身の引き締まる思いです。新年度に向けて、医師のみならず、各部門の若い力の活躍と経験者の知恵のバランスが好事例を生み出すような人材育成の組織づくりを目指します。 2024年4月より医師の労働時間上限規制が始まり、全職種の働き方改革に向けて研修会や相談窓口を案内しています。職員の健康管理と医療提供のバランスを取りながらの日々の診療です。2024年は病院機能評価を始め多くの外部評価や審査を受審し、また、日本医療マネジメント学会第21回九州・山口連合大会を開催するなど多忙なスケジュールでした。 昨年4月に策定された第8次佐賀県保健医療計画に基づき、救急、高度急性期、がん、脳卒中・循環器、小児周産期医療の提供を進めます。好生館の基本理念、「病む人、家族、そして県民のこころに添った最良の医療をめざします」を中心に置いています。 新年が皆様にとりまして幸多い年でありますように祈念いたします。
令和7年1月20日発行「好生館だより65号」より
館長
田中 聡也(たなか としや)
私たちは好生館です
今年の1月からサガテレビで当館のCMを放送しました。ご覧になられましたでしょうか? CMには、"創始安政5年。歴史と伝統を誇りに、これからも地域の医療機関と力を合わせ、救急医療を始めとする高度・専門医療を提供します。患者さんに寄り添い、佐賀の医療を支える。私たちは好生館です。"というナレーションを添えました。 医療従事者が仕事に求めるのは賃金だけではありません。私たちは日々の業務の中で、人命に関わる責任感や患者さんのより良い人生に貢献することに、やりがいや誇りを感じながら働いています。一人ひとりの職員が好生館の一員として力を合わせ、佐賀の医療を支えています。社会的な責務を果たすためには、持てる能力を発揮できる環境を整えることも重要です。医療現場が誇りを持って働ける体制をつくることが、医療の未来を守ることにつながります。
当館では現在、増築等整備事業を実施しています。①災害時医療機能の充実、②高度急性期・救急医療の充実、③地域医療連携・入退院支援機能の充実、④質の高い職場環境の確保が目的です。質の高い職場環境は職員のパフォーマンス向上につながります。工事期間中は色々とご迷惑をおかけしますが、診療は休まず継続いたします。ご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。令和7年4月18日発行「好生館だより66号」より
「好生館の使命と挑戦 - 第16代館長就任ごあいさつ -」
管理職の紹介
副館長:内藤 光三
医療安全と感染制御は、病院が良質な医療を提供するにあたって最も重要なテーマです。また多職種が働いている病院では、コミュニケーションエラーが医療に起因する有害事象の発生に繋がります。患者さんとご家族が安心して好生館で治療を受けられるように、全職員が医療の質と安全に高い認識を持ちチームとして医療を提供できるように取り組んでいく所存です。
副館長:緒方 伸一
ご紹介頂いた患者さんには最良の医療を提供します。地域医療のお役に立てるよう精進して参りますので、今後とも宜しくお願いいたします。
副館長:岩永 健太郎
救急体制、医師の働き方改革、診療材料の適正化などを担当しております。私たち好生館の基本理念は「病む人、家族、そして県民のこころに添った最良の医療を目指します」です。この理念のもと、迅速かつ包括的な医療を提供するため、診療科の枠を超えたチーム医療を推進し、多職種連携を一層強化してまいります。また、地域の医療機関との協力を深め、地域完結型の医療の実現を目指します。今後とも、皆様の健康を支えるために全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。