病院ボランティアとは？

病院ボランティアとは、病院など医療関係の施設で、自ら進んで、労力、時間、技術などを通して、より良いサービスを無償提供する人です。特別な技術や能力は必要ではなく、自分ができる事を患者さんやそのご家族に提供し、自分の喜びや生きがいの一部とするので誰にでもできます。特に資格はいりません。優しさと何事にも積極的に取組む気持ちがあれば充分です。
当院では1992年2月から4人の方が最初のボランティアとして活動を始め、その後、好生館ボランティア委員会を組織し活動を拡大していきました。1996年10月、日本病院ボランティア協会に入会しました。1998年2月に緩和ケア病棟が開設され、活動の範囲を広げています。
ボランティアが地域の風を吹き込み、隣人として手助けをすることは、病院という閉鎖的で特殊な空間をたちまち地域の公民館のような開放的で自由な空間に変えてしまう不思議な力を発揮します。医療スタッフは日夜奮闘していますが、その中に涼風を吹き込む爽やかな存在として、ボランティアの温かい気持ちが病院を和やかなものにしています。

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