医療機関の皆さまへ
地域医療との連携(開放型病床・登録医)
開放型病院
開放型病院とは、地域の先生方が高度な医療や急性期医療等を必要とする患者さんを当館の開放病床に入院させ、当館の医師と共同で診療・指導等を行なっていただく制度です。開放型病院の登録医(平成26.9より、好生館共同利用登録医へ移行)の登録有効期間は1年となっていますが、特に異存のない場合は、さらに更新させていただきます。
入院の手続き
1.患者さんへの開放型病院の説明
登録医は患者さんに開放型病院入院について十分な説明を行い(「開放型病院の御利用について(患者さん用)」を御利用ください。)、患者さんの同意を得てください。開放病床を利用しない場合は、従来どおりの通常の紹介患者の取扱いとなります。
2.好生館への受診予約及び病状の説明
登録医は、当館各診療科医師あてに、患者さんの病状及び入院目的等を記した診療情報提供書と共に、受診依頼をしてください。
また、『紹介患者カルテ事前準備依頼書』を地域医療連携室へFAXしてください。
3.患者さんへの診療情報提供書の交付
患者さんに診療情報提供書を交付し、受診日に保険証等(当館ID保持者はIDカードも)とともに持参し、地域医療連携センターの地域医療連携室(紹介状受付窓口)を訪ねるようご指示ください。
4.診療情報提供書、保険証(+IDカード)持参し受診
患者さんに診療情報提供書等をご提出いただきます。受診者情報等を確認後、患者さんを各診療科へご案内し、受診していただきます。当館医師は患者さんを診察した後、入院の必要があればベットを予約します。入院などの治療方針等については必要に応じ登録医に御連絡します。
5.入院後、当館担当医、病棟及び病室等を連絡
※休日及び時間外の緊急入院時は、当日は救急の紹介患者様として取り扱い、翌日から開放型病院患者とします。(本人が利用に同意した場合。)
共同診療時の流れ
登録医は、当館担当医と共同診療を行っていただきます。
登録医が来館して患者さんを診察し、帰るまでのフローチャートは次のとおりです。
時間帯は9:00~20:00までに来館してください。
1.登録医 |
訪問日時と患者名を地域医療連携センターの地域医療連携室(TEL:0952-28-1495)、または患者さんの入院病棟にご連絡ください。 来館されたら、地域医療連携センター(時間外は守衛室)に申し出てください。 ※当館の面会時間は20:00までですので、なるべく20:00までに来館してください。 |
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2.地域医療連携センター 地域医療連携室 |
来館簿に名前等必要事項を記入してください。 (時間外は守衛室で登録医であることを申し出てください。) ※聴診器はご持参下さい。 ※貴重品は各自管理でお願いします。 |
3.病棟スタッフルーム |
病棟看護師に登録医の旨、また患者名を告げ、診療録を閲覧してください。 ※病棟巡回等のため十分な対応ができない場合もありますが、ご了承ください。 |
4.病室 |
患者さんを診察してください。 ※看護師等への診療の指示(検査・投薬・処置等)は、原則として当館担当医を通じて行なってください。 |
5.病棟スタッフルーム |
診療後は、必ず共同指導実施票にご記載ください。 ※開放型病院共同指導料の算定に必要です。 開放型病院共同指導実施票(3部複写) 1枚目:登録医用(貴院の控えとしてお持ち帰りください。) 2枚目:病院診療録貼付用(看護師詰所に提出してください。) 3枚目:病院医事課用(同上) |
6.地域医療連携センター 地域医療連携室 |
地域医療連携室(時間外は守衛室)で来館簿に帰館時刻など必要事項を記入し、名札を返却してください。 病院駐車場を利用された方は、守衛室に登録医の旨告げ、駐車券に無料パンチを受けてください。 |
※登録医と当館担当医との連絡は共同指導実施票を用いて行うほか、必要に応じ電話、ファックス、面接等により行うことになります。
退院(転院)
当館担当医と登録医が協議し、当館担当医が決定します。できるだけ紹介元にお帰りいただきますので、受け入れにご協力ください。
その他
附属施設(登録医控室、カンファレンスルーム、図書室及び駐車場)がご利用いただけます。
症例検討会、カンファレンス又は館内講演会などにご参加いただけます。