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最新情報

がん県民公開講座を開催いたしました

2019年12月09日

がんと向き合い前向きに生きることが伝わった「がん県民公開講座」

12月7日、「がん治療と意思決定」をテーマに開催した令和年度がん県民公開講座は、251名が参加され、これまでの開催で最多となりました。会場満席で、1階フロアのワイドスクリーンで受講する方もありました。講演では、日本対がん協会垣添会長先生より「私は難しい事態にどう向き合ってきたか?」をテーマにご講演頂きました。ご自身の罹患やご伴侶様の旅立ちを体験されたこともお話し頂きました。また、佐賀県健康増進課の北嶋係長より「早期発見のための、がん検診のすすめ」と題して啓発の視点でお話し頂きました。アンケートではがん罹患者から「がんに罹ったときから常に不安がつきまとっていただが、がんと向き合い前向きに生きようと思った。」「がんサバイバー支援について知ろうと思った」「垣添先生の行き方に感動した」等の言葉がありました。この講演が、講演を聴いた皆様が、がんと向き合いどう生きるかを考える契機にして頂く場となりました。

公開講座の様子

1階フロアでは、無料のマッサージコーナー、佐賀で社会貢献活動をする音楽ユニットの歌やコーヒー^ブレイクコーナーでリラックスしたなかで、患者会、支援団体等からの3分間スピーチと関連動画を巨大スクリーンに投影してご覧頂き、多くの情報を得る企画を展開しました。就労相談窓口や、「治療と仕事のお役立ちノート」等、がんと向き合うなかで、自分のもっているチカラを維持するために役立つ情報提供の場となりました。正しい情報を掴んだうえで治療することの大切さを認識し、体験者が語り合う場づくりは、当館の重要なミッションです。