診療科案内
病理診断科
診療内容
組織診断:生検、手術検体、術中迅速
- HE染色の他、特殊染色・蛍光染色・免疫染色・ウイルス検査(in situ hybridazation)などを行います
- 癌に関しては各種癌取り扱い規約に則った病理診断を行います。
- 術中迅速診断は検体採取後10分程で診断結果を連絡しています。
- 悪性リンパ腫の診断では館内でのフローサイト検査結果などを参考にしながら診断を進めます(通常4―5日で結果を報告しています)。
細胞診断:尿、婦人科疾患など
- 細胞診断は認定細胞検査士が主体となって従事し、その後専門医がチェックをしています。
- 細胞検査士が透視下気管支鏡検査の現場に出向いてその場で細胞の良悪などを判定するベッドサイド細胞診(ROSE)を行っています。それにより気管支鏡検査による肺癌の診断率が向上し、早期診断に役立っています。
病理解剖
- 解剖させていただいた患者さんは全例剖検所見会(CPC)を行い、死因の解明や行われた治療効果の判定などを検討しています。
- CPCは毎月第三水曜日の17時30分から当館研修棟研修室1で行っております(第490回を越えました)。詳細は「当館ホームページ」と「佐賀県医師会」の講演会・研修会のご案内に掲載しております。参加自由ですので、興味のある方は是非ご参加ください。
- ご遺族のご希望に応じて病理解剖結果を主治医と共に説明しています。
カンファレンス
- 館内カンファレンス:臨床科(外科、泌尿器、産婦人科、乳腺、呼吸器)との定期的なカンファレンスを行い、臨床各科との連絡を密にとるようにしています。
- 当館で毎月第二火曜日に細胞診勉強会を行っています。館内のみでなく県内外からも細胞検査士及び検査士を目指す技師が参加しています。
お知らせ
館外からの病理診断・病理解剖の依頼について
当科では館外からの依頼を積極的にお引き受けする方針です。
- 病理診断や術中迅速診断、遺伝子検査等に関しては病理診断科に御相談ください。
- 病理解剖に関しては当館ホームページ、病理診断科もしくは病理部サイトのPDFファイル「館外からの病理解剖依頼に関して」「病理解剖について」「病理解剖依頼書」をご覧下さい。