ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ

診療科案内

血液内科

診療実績

2020年度に入院治療を行った延べ患者数は195人です。入院血液疾患患者の内訳を表1に示します。 悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫が取り扱い3大疾患であることは例年通りです。
現在入院患者の高齢化が進んでいます。高齢者の造血器腫瘍では生体予備力が低く抗がん剤の使用が難しいのですが、個人にあったオーダーメイドの化学療法,支持療法を充実することで益々の長期生存例も出てくることを期待しています。また全ての患者さんにおいて抗がん剤を用いるのではなく緩和医療を含む患者さんおよび家族の意向に沿うような形で治療を行っています。
血液内科スタッフ全員による朝の症例カンファレンス、骨髄カンファレンス(検査科と共催)、多職種による移植カンファレンス(随時)を行い、チーム医療を実践しています。

2020年度血液内科入院患者

疾患名 新規診断患者(人) 全入院患者(人)
悪性リンパ腫 34 76
白血病 16 34
多発性骨髄腫 12 30
成人T細胞白血病リンパ腫 2 7
骨髄異形成症候群 6

14

骨髄増殖性疾患 5 5
特発性血小板減少性紫斑病 4 7
その他 8 22
合計 87 195

当院における入院患者内訳

造血幹細胞移植(2020年度)

  • 非血縁者間骨髄移植:2例
  • 臍帯血移植:4例
  • 血縁者間末梢血幹細胞移植:2例(ハプロ移植)
  • 自家(末梢血)幹細胞移植:3例

当院における造血幹細胞移植

骨髄採取術(2020年度)

  • 骨髄バンクドナー:6例
  • 血縁末梢血ドナー:4例