医療支援部門等のご紹介
輸血部
好生館では、月に平均約400単位の赤血球輸血が行われています。
輸血の時に最も注意しなければならないのは、異なった血液型の製剤を輸血する血液型不適合輸血で、絶対にあってはならないことです。また献血で頂いた貴重な血液製剤を廃棄することなく適正に使用することも重要です。そこで、輸血部では、血液型判定、交差適合試験などの検査を行うとともに、血液製剤の一元管理、適正使用の推進、輸血副作用に対する対応、輸血関連の業務全般を管理、運営し、輸血を行う各診療科と連携して、安全かつ適正な輸血医療を推進しています。
輸血部とは
輸血部って何をしているところですか?
輸血部は、血液製剤の発注、保管管理、血液型の検査、交差適合試験など輸血に関係する業務と造血幹細胞移植を行うための末梢血幹細胞の凍結保存を各診療科、検査部と連携して行なっています。
輸血って何ですか?
輸血は、外科手術や怪我、血液の病気のために血液が失われたときに、血液を補充する治療です
輸血には、どんな種類がありますか?
血液の成分ごとに、赤血球、血小板、血漿、血漿分画製剤などがあります。一般的には、同種血という、献血で提供していただいた血液から製造されます。ただし、手術などの際には、自分の血液(自己血)を使う場合もあります。