医療支援部門等のご紹介
薬剤部
薬剤部は薬剤師31名、薬剤助手6名で構成されおり、内服・注射調剤や抗がん剤の無菌調製及び医薬品情報管理業務・治験管理業務等を行っています。
特に病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務では、各病棟に薬剤師が常駐し、投薬の前後で薬学的介入を行い、患者さんの薬物治療の質の向上に努めています。
学術面では、学会への参加や発表を行い専門的な知識の習得に努めながら、多くの専門・認定資格を有した薬剤師が自分の得意分野を生かしチーム医療の中で活躍しています。
今後も当館の理念のように「皆様の心に寄り添った良質な薬物療法を提供」できるよう努めています。
患者さん向けのQ&A
どんな仕事をしているのですか?
患者さんに安心で最適な薬物治療を提供できるよう、薬剤師が薬の効果や投与計画、副作用の種類と対策、日常生活での注意点などの治療内容に関する説明を行います。また、お聞きした副作用を評価し、その内容や服薬状況などについて担当医師に情報提供を行い、必要に応じて副作用に対応する薬剤、痛み止め、治療薬に関する提案等を行っております。その他にも「薬」の専門職として、「薬」を通して患者さんに役立てるよう様々な病院内の業務を行っています。
お薬手帳って必要ですか?
必要です。その理由としては、お薬手帳は患者さんに処方された薬の名前や飲む量、回数、飲み方などを記録した手帳ですが、医師や薬剤師はお薬手帳があるだけで、現在飲んでいる薬や過去に飲んでいた薬を正確に把握することができ、その人の持病や症状を知ったうえで最適なお薬を処方することが可能になり、飲み合わせの悪いお薬や今飲んでいるお薬と同じようなお薬が処方されないよう未然に防止することもできます。特に、飲んでいるお薬の種類が多い患者さんは、外出時、緊急時や災害時に飲んでいる薬の情報が必須となりますので、お薬手帳が必要となります。
食間と空腹時の違いは?食前と食後の違いは?
「食間」は食事と次の食事の間(食後2時間)、「空腹時」は『食間』+起床時、寝る前(食前1時間、食後2時間)のことです。「食前」は食事の20~30分前のことで、「食後」は食事が終わって20~30分後のこととなります。