栄養管理部
よい食習慣とは
好きな時に好きなものを好きなだけ食べるのが、どうしていけないのか。健康に良いとされる食材だけを食べ続けたり、健康食品やサプリメントだけで栄養をとるのが、なぜだめなのか。あなたを元気に、健康にする食事を考えてみましょう。
好生館の食事って、どんなの?
好生館では、治療食が必要でない一般食の患者さんにも、量や塩分、栄養のバランスを考えたヘルシーメニューをお出ししています。食事療法が必要でない患者さんにもヘルシーメニューを召し上がっていただくことで、これから先も生活習慣病などにかかることなく健康に過ごしていただきたいからです。好生館では、栄養素をバランスよくとることを目的に「主食」「主菜」「副菜」の3つの皿がそろうように献立を作っています。
好生館の献立の基本
- 主菜(魚介類、肉、卵、大豆製品など):タンパク質、脂質
- 副菜(たっぷりの野菜類):ビタミン、ミネラル
- 主食(ごはん、パン、麺類):糖質
- 1日のどこかで牛乳、果物:ビタミン、ミネラル
和食の基本パターンである「一汁二~三菜」も、よく見れば主食・主菜・副菜がそろっています。

どうしてこの食べ方がいいの?
「主食」「主菜」「副菜」の3つの皿をそろえると、この5つの栄養素とプラスアルファをきちんと摂取できます。

5大栄養素を含む具体的な食品
基本が大切
樹木にきれいな花を咲かせるには、土を整えて水や肥料を適度に与えることで、樹木自体を丈夫に育てて花をつけられるようにすることが重要です。人間も同じです。毎日の食事で、基本となる健康な体を作りましょう。そのうえで、不足が気になっていたり、強化しておきたい栄養素があれば、補給するほうが効果的です。「○○(特定の食べ物)が□□に効く!」とよく言われますが、その食品をたくさん食べたとしても、基本の食生活ができていなければかえって健康を損ないます。
どれくらい食べたらいいの?
「動きたくないので少なく食べる」のと、「しっかり体を動かして美味しく食べる」のと、どちらが体にいいと思いますか?
※ 厚生労働省のHPに遷移します