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吉富 裕加

 研修医、そして社会人として新たな一歩を踏み出したあの日からもうすぐ1年が経過しようとしており、時の流れの速さを痛感しております。

 私は、佐賀大学病院のたすきがけプログラム(1年目:好生館、2年目:大学病院)を選択し、この1年間、有意義な時間を過ごさせていただきました。

 好生館の魅力についてすでに多くの先生方が記されておりますが、信頼できる指導医や同期に恵まれたのはもちろんのこと、学びの機会が多く環境が整っている点が大きな魅力だと思います。しっかりとした指導体制の下、まだ不慣れな私たちに積極的に手技など経験させて下さり、忙しい時期は将来に役立つ症例を優先的に選んでいただきました。
 また、内科を1ヶ月ごとに回るため大変な面もありますが、自分の進まない領域も含め、より多くの診療科を経験することで、自分の引き出しを増やすことができるのではないかと思います。

 そして、好生館には研修医だけの医局があり、様々な情報を共有し、和気藹々とリフレッシュしながら楽しく仕事を行うことができます。今年は新型コロナウイルス感染症拡大のため食事会などあまり行えませんでしたが、それでも日々苦楽を共にしている仲間と絆を深めることができたと思います。

 このような大変なご時世の中、温かな環境で研修できたことに感謝するとともに、この1年間の学びや反省を今後に活かしていきたいと思います。

 以上簡単ではありますが、研修先を悩まれている皆さんの一助になれば幸いです。

 拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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