梅木 駿
初期臨床研修医2年目の梅木 駿と申します。自分は、佐賀大学と好生館で各1年間ずつ研修をさせて頂いております。1年目は佐賀大学附属病院で研修を受け、2年目の今は好生館で研修中です。
拙い内容ではございますが、最後まで目を通して頂けると幸いです。
好生館での研修先を選択する際に1ヶ月もしくは2ヶ月の選択が可能でしたので、これまで回れてなかった診療科を数多く研修できた点は非常に良かったです。また、2年目ということもあり、手技も数多く経験させて頂いた点も有意義でした。スタッフの先生方にも温かく熱心に指導して頂き、非常に勉強になりました。
他の研修医の体験記でも登場しますが、総合当直の際にはこれまで経験したことのなかった外来診療も経験できました。電話対応から診察、場合によってはCT等の精査が必要となることもあり、それらの情報を踏まえて、治療方針を決めるのですが、悩ましい時には先輩方に相談して考えることも幾度となくあり、日々の病棟業務だけでは得られない経験も数多くできました。
病棟以外の"研修医の居場所"としては、研修医医局に各人1台ずつパソコン(電子カルテ)と机がありますので、夜にかけて事務作業等を行うために研修医で部屋は賑やかになります。研修医なりに思うところもあり、そんな時にすぐ横に誰かがいて気軽に相談できる環境は、非常に有難いと思いました。
最後になりますが、あくまで研修プログラムは概要のようなもので、その先の詳細な研修プログラムをどのように組み立てていくかは、各人次第であり、自分がその科で何を見て、経験したいのかをしっかり考えながら、研修していく事が大切だと思います。
自分の知らない新しい環境に一歩踏み出すことは非常にストレスがかかり、大変なことではありますが、一歩踏み出すことでこれまで見えなかったものが見えてくることもあると思います。
好生館では先生方を始め、数多くのスタッフの方々にお世話になりました。
まだまだ未熟者ではございますが、これからも精進して参りたいと思います。