草場 香那

こんにちは、研修医2年目の草場 香那と申します。1年目は佐賀大学、2年目は佐賀県医療センター好生館での研修、「たすき掛け」研修医です。私がたすき掛けを選んだ最大の理由は、総合当直の存在です。どんな制度かは他の研修医の体験記で十分かと思います。研修医の間はほとんど外来をしないと思います。3年目以降、外来を持つ時が来ます。その時にどう診療にあたるのか勉強したい気持ちで選びました。実際にやってみると、なかなか必要な検査を絞れないし、対応に迷うこともたくさんありますが、上の先生方のアドバイスが私たちの助けになります。患者さんに「先生に診てもらえてよかった」と言われたときは、ここを研修に選んでよかったと思いました。
医局に自分のデスクがあるのも魅力的で、一人ひとりのカルテがあり、仕事がはかどります。それ以上に他の研修医が近くで仕事をしていると自分のモチベーションに繋がります。研修医勉強会やカンファレンスなど症例勉強会も頻回にあり、勉強になることは間違いありません。
また1つの研修科に研修医は1－2人程度で、先生方との距離が非常に近く、何でも聞きやすい環境にあります。こちらで研修して数か月ですが、先生方だけではなく、看護師さん、薬剤師さん、技師さん、多くのコメディカルの方とのコミュニケーションが非常に取りやすいと感じます。
私は好生館では病理部、放射線科、感染制御部、糖尿病内科で研修をさせて頂きました。研修は自由度が高く、自分の希望をかなり聞いて下さいます。また症例数も豊富であり、よくある疾患もあれば滅多にない疾患までさまざまです。何より毎日働いて、楽しい！と思えることが好生館の魅力だと思います。
文章だけでは伝わらないことがたくさんあると思います。百聞は一見にしかず、一度病院見学に来て下さい。きっとこの病院で研修したい、働きたいと思うようになると思います。