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増田 吉朗

こんにちは。研修医2年目の増田 吉朗と申します。

私は、1年目を佐賀大学医学部附属病院、2年目を好生館で研修する、たすき掛けの形で研修させていただいています。1月現在で、小児科、麻酔科、小児外科、心臓血管外科、山元記念病院、感染制御部と研修してきました。

大学と市中病院それぞれ1年間研修しましたが、好生館の研修では、研修医部屋があり、個人にデスクが備え付けられていて、そこで仕事や研修医との情報交換ができるので、とても快適に研修できました。研修医の人数は1,2年目あわせて20〜30人くらいで、みんな仲良く研修しています。

まだ、2年しか医師として働いていない中で、大学と好生館の研修で感じた違いを書きます。大学での研修では、専門性の高い症例が多く、じっくり考える時間はありましたが、すでに診断がついている状態であったので、0から考える機会はあまりありませんでした。また、疾患も基本的には軽症な所謂common diseaseのような疾患は、ありませんでした。ただ、疾患が限られるため、しっかりとしたアセスメントや物事を考える土台は鍛えられたのではないかと思います。

好生館ではあまり一般的な科は回っていないのですが、大学よりも見る疾患の幅が軽症にまで広がるため、自分の力量のためだと思いますが、大学ほどは細かくアセスメントできなかったように思いますが、大学病院と違い総合外来という0から疾患を考える機会があったことはかなり勉強になりました。

大学でもそうでしたが、どの科の指導医の先生も教育に熱心で、研修医の教育環境で言えば、大学も好生館もどちらもよかったと思います。

今後の医師としてのベースを佐賀大学と好生館で作ることができて、とても充実した研修をさせていただきました。

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