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本村 彩紀

 こんにちわ。佐賀大学たすきがけプログラムの本村 彩紀と申します。

 研修医ブログを覗いてくださってありがとうございます。これを見ている方には、少なからず好生館を検討してくださっている方もいると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

 私は1年目佐賀大学、2年目を好生館で研修していますが、好生館に来て良かった点としては、総合当直でプライマリーな疾患も含めて診断治療の経験を積める点、同期間、研修医間で良い刺激をもらえる環境が整っている点です。

 ①好生館では、総合当直としてWalk in受診の患者さんを12年目の研修医のペアで対応しています。時には電話での受診相談から始まることもあれば、飛び込み受診でこれまでの病歴がはっきりしない方もいます。基本的な問診、診察、検査を組み合わせ診断をつけていく過程で各疾患への知識が深まりますし、症例ごと自分の中で強く印象付けられるため、教科書で読む以上に自信はつくのではないかと思います。

 時には中等症・重症疾患の方も来られますが、時間外でも救急科・各科の先生方に相談できますし、出来る検査も幅広いので、バックアップ体制としても手厚いです。

 ②研修医だけの医局があり、研修医同士での仲を深めたり、情報共有がしやすくなっています。研修医の人数自体がとても多いので、かなり賑やかな医局になっています。人数が多いと経験症例の取り合いなのではと思われるかもしれませんが、研修できる診療科も多く各科にバランス良く配置されるので特に問題ありません。

 また、総合当直で診察した患者さんを各科に紹介することもありますが、逆に各診療科で研修していて総合当直から紹介された方を担当することもあり、どんな風に同期が診療したか学べる機会もあり、勉強になります。特に2年目の同期は、去年から総合当直で経験を積んでいて、判断力や経験症例の幅があり、とても良い刺激になっています。

 私としては、好生館自体の良さもありますが、研修医期間に全く異なる環境に移ることで分かった良さがあります。基幹型研修でも診療科を指定して外病院での研修が可能で、さまざまなバリエーションの研修スケジュールがありますし、見学等に来られた際にはそういった所も聞いてもらえればと思います。ぜひ、お待ちしております。 

 長くなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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