中尾 聡志、中尾 直子、岸川 裕太、原口 裕貴、三浦 真帆

佐賀大学・好生館たすきがけプログラムの研修医2年目の中尾 聡志、中尾 直子、岸川 裕太、原口 裕貴、三浦 真帆と申します。
私たちは1年目を佐賀大学病院、2年目を好生館で研修しました。
今回はたすきがけプログラムの研修を振り返って感じたことを対談形式でお伝えします。
(聡志) 2年間を振り返ってどうだった?
(三浦) 大学と好生館それぞれにいいところがあったんちゃう? (三浦は幼少期を関西で過ごしている)
(直子) あっという間だったよね。1年目は大学での研修だったけど、どうだった?
(原口) 研修医なりたてだったし、わからないことだらけだったけど、先生たちが優しく色々教えくれたよね。大学病院はやっぱり指導医が多く、じっくり時間をかけて勉強できたよね。カンファレンスも充実してたからプレゼン力は身についたよね。
(岸川) なるほど。
(三浦) 週に2日、朝の採血の時間があったやんか〜。当時は朝早くてしんどかったけど、採血は上手くなったし自信ついたな〜。
(聡志) 確かにね。カンファに向けて毎回サマリーを書いたり、採血やルートを取るような業務が多かったけど、それを通じて身につく力もあったよね。じゃあ、好生館はどう?
(岸川) やっぱり大学との違いは当直だよね。
(直子) 詳しく教えて?
(岸川) 好生館は研修医が中心となって当直することが多いよね。大学では自分で判断して診療することは少なかったから、1年目の研修が終わりに近づくにつれて不安な気持ちがでてきたのを思い出すね。
(直子) 当直に向けて参考書たくさん買ったもんね。(笑)
(原口) 特に2年目が中心となって検査や治療方針まで考えるから、不安でいっぱいだったな。
(聡志) そうだね。ただわからないことがあれば、救急の先生や各科オンコールの先生にすぐに相談できる環境だったから、実践で学べた気がするかな。
(原口) その都度反省の繰り返しだったけど、力がついていくのを実感できたよね。
(三浦) 先生方も優しく相談に乗ってくれるし、フィードバックもしてくれるから、とても勉強になったよね。
(直子) 当直以外だと、手技がたくさん出来たよね。気管挿管やAライン、CV穿刺などをする機会も多くて、2年目っていうのもあるかもしれないけど、大学にいた時よりチャンスはあった気がする。CVのセミナーにも参加する機会があって良かったよ。
(岸川) セミナーといえば月2回の研修医勉強会もあったよね。当直で困った症例や各科の先生方からのレクチャーなど、どの診療科に進んでも役に立つ内容がたくさんで充実していたね。
(聡志) 仕事以外のプライベートも充実していたよね。大学と比べて研修医の数が多く、研修医だけの医局があるのも大きかったな。研修医どうしの飲み会も楽しかった!
(三浦) 医局に戻れば何でもすぐに相談できる環境で、仕事の愚痴を言い合ったり、みんな仲良かったよね。
(直子) 環境が変わって大変なことはあったけど、どっちの病院も経験できたことは良かったね。
(原口) うんうん。
(岸川) たくさん話しましたし、みんなで飲みにでも行きますか。笑