専攻医 永島 聖恭
Senior major doctor医師4年目永島聖恭です。私は好生館の外科専攻医プログラムで心臓血管外科を専攻しています。好生館の外科専攻医プログラムを選んだ理由と、外科専門医取得の過程をお伝えしたいと思います。
TOPIC 01
好生館を選んだ理由
好生館の基幹型初期臨床研修として2年間勤務し、3年目からは好生館の外科専攻医プログラムで修練を行っています。好生館では、外科専門医取得のために必要な手術症例(消化管、呼吸器、心臓・大血管、小児外科など)はすべて経験することができます。好生館の心臓血管外科は末梢血管の症例が豊富で、専攻医が執刀させていただく機会は多く、上級医の指導の下で手術手技を身につける機会は豊富にあります。現在は消化器外科をローテートしています。診療科を問わず、どの診療科でも熱心にご指導いただいています。 また、コメディカルスタッフの皆さんも専攻医に非常に協力的です。近年は働き方改革、タスクシェアが求められていますが、専攻医も例外ではありません。急性大動脈解離など夜間の緊急手術が必要な患者さんも来院されます。勤務と休息のバランスがとれるよう、診療看護師(NP)、特定行為看護師などと協力しながら、患者さんの診療にあたっています。 学ぶことは無数にありますが、診療科、職種を問わず病院全体の皆さんに支えられながら成長できる環境が、好生館の外科専門医プログラムを選択した大きな理由です。
TOPIC 02
自分にとってのやりがい
好生館の心臓血管外科では末梢血管の症例が豊富という特徴があり、それと関連した資格取得は早期から行うことができます。「下肢静脈瘤に対する血管内治療実施基準による実施医」や「腹部ステントグラフト実施医」の早期取得が可能です。心臓・大血管手術においても、胸骨正中切開、大伏在静脈採取など、手術の部分的な執刀から経験を積んでいきます。 まだまだ修練を行っている段階ですが、下肢静脈瘤の術後で、見た目が綺麗になって患者さんに喜んでいただいた時、緊急手術を行った患者さんが笑顔で歩いて退院されたときなどはやりがいを感じる瞬間です。
TOPIC 03
同じ医局で過ごす後期研修医同士で相談することも多いですが、お互いに刺激を受け切磋琢磨しながら過ごしています。これからさらに成長できるよう、今後も努力していきたいと思います。