本文(c)へ

ページの先頭です

好生館看護学院の概要

Overview

教育理念

Philosophy

  1. 高い倫理観に基づく生命尊重と深い人間理解を基盤とし、看護の専門的知識と技術をもって県民の健康と生活を支え、社会貢献できる看護職を養成する
  2. 常に学問への探究心をもち、自ら成長できる看護職を養成する

看護学院は、令和2年4月、地方独立行政法人 佐賀県医療センター好生館に統合し、病院とならび法人組織の一員となりました。好生館の歴史は西暦1834年に遡り、設立理念は、「好生の徳は民心にあまねし」「学問なくして名医になるは覚束なきことなり」と謳い、現在まで脈々と受け継がれています。好生館は県民の期待に応え、安全・安心かつ良質な医療を提供し、県民の健康の維持と県内医療水準の向上に寄与するという重要な役割を担っています。

看護は倫理そのものであり、そこには生命の尊重が何よりも優先され、看護の対象である「人」を深く理解することが重要で、これが看護教育の基盤だと考えます。そして、この基盤の上に、卒業生たちが活躍できる保健・医療・福祉の場面を想定し、「健康と生活を支え」、「社会貢献」までを理想の姿としました。

また、医療に携わるすべての者において「学問への探究心をもち自ら成長」できることは普遍的な姿であると捉え2つ目の理念としました。

新たに歩み始める看護学院は、変化する医療と県民の健康ニーズに対応できるような将来を担う看護職の育成が使命だと考えています。

好生館看護学院パンフレット

R6パンフレット.pdf

佐賀駅バスセンターのファミリーマート前のパンフレット置場に置いています。

教育目的

教育理念に向かい進むべき方向として教育目的を以下の5つとしました。

  • 豊かな人間性の涵養
  • 多様な価値観を認め、自ら考え行動できる人を育てる
  • 保健・医療・福祉の分野において、社会の変化に対応できる人を育てる
  • チーム医療の推進に必要な知識・技術・態度を身につけることができる人を育てる
  • 社会性と生涯にわたり学習する態度を身につけることができる人を育てる

学科・修業年限・
定員・学則等

助産学科

修業年限
1年
1学年定員
12名
総定員
12名

看護学科

修業年限
3年
1学年定員
40名
総定員
120名

※ 助産学科は、平成30年度入学生より1学年定員及び総定員が12名。

好生館看護学院規程、好生館看護学院学則、好生館看護学院学則細則は、次のとおりです。

校章

校章は、中央にランプを置き、背景は佐賀県の木である楠の若葉をデザインしています。
ランプは、フローレンス・ナイチンゲール(1820~1910)がクリミア戦争の時、夜間、傷病兵を病床に見廻った時に、かかげたランプを意味し、「ランプを持った淑女」と呼ばれたナイチンゲールの精神を象徴しています。

沿革

  • 明治32年

    佐賀県立病院好生館附属看護婦養成所設置(修業年限2年)

  • 昭和25年

    佐賀県立病院好生館附属看護婦学院設置(修業年限2年)

  • 昭和43年

    看護婦養成所指定
    佐賀県立病院好生館敷地内(佐賀市水ヶ江)に校舎建設
    佐賀県立高等看護学院設置(看護第1科、看護第2科)

  • 昭和46年

    保健婦・助産婦養成所指定
    佐賀県立衛生専門学院に改称
    保健助産科を新設

  • 平成6年

    校舎・学生寮を現在地(佐賀市兵庫南)に移転新築
    佐賀県立総合看護学院開校(保健学科、助産学科、第一看護学科、第二看護学科)

  • 平成20年

    第二看護学科を閉科、第一看護学科を看護学科に名称変更

  • 令和2年3月

    佐賀県立総合看護学院 閉校
    保健学科 閉科

  • 令和2年4月

    運営を佐賀県から地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館に移管
    佐賀県医療センター好生館看護学院開設(助産学科、看護学科)