好生館の災害訓練に模擬患者として参加しました
11月13日に好生館が実施した災害訓練に当学院の3年生が模擬患者として参加しましたので、その様子をお伝えします。
災害想定は、「山間部でバスが土砂崩れに巻き込まれた」と「嘉瀬川が氾濫し、近隣の住民が被災した」の同時発生です。
多くの患者が一度に押し寄せてきたため、同時に複数の箇所で治療が行われています。このため、写真も順番通りには並んでいません。
最初の写真は、バス事故の患者が救急車で運ばれてきて、ベッドに移された状態です。患者役の学生が胸に下げている札は、その患者がどんな状態にあるかを記したものです。
患者役の学生は、この札に書かれた症状の演技ができるかな?
救命救急センターで医師の診察を受けています。
学生は自分の出番が来るまでは、訓練の様子を見学することができました。
「見学」と書いた名札を付けているのが学生です。
教育センターの藤田先生の説明を受けています。「就職したら、来年は君たちもプレイヤーだよ」と言ってるのかな?
玄関前に設置した仮設テントで、トリアージのための聞き取りを受けているのが、学生です。
※トリアージとは、災害時など一度に多くのけが人や病人が発生したときに、治療の優先順位を決めるために行われる行為のことです。
「被災者だから、「具合が悪い」演技をして」と話しているのかな?
あなたは、症状が重そう(な役)だから車いすに座ってね
車いすに座ったまま、トリアージのための問診を受けています。
あなたは、自分で歩ける(役な)ので「緑タグ」ね。
具合が悪くなった患者がベンチに横になっている演技をしています。
周りの学生も心配そうに見ている演技をしています。
緊急の処置が必要な患者は急いでベッドで運びます。
好生館では、災害時は外来待合室の椅子がベッドに転用できます。奥の椅子に患者役の学生が寝かされています。
「あなたは赤タグよ」今にも死にそうなのに、カメラを向けるとつい笑顔に。しょうがないか。